ブラジル音楽の巨匠カエターノ・ベローゾの意欲作。
若いミュージシャンを集め、毎週TVで公開セッションを行い音楽を作るという異例のプロジェクトのスタジオ録音。
特に一曲目の【Perdue】は、今までの彼を知るひとが聴くと、一音目から度肝を抜かれるサウンドでした。
彼はこの作品を『トランサンバ』と表現し、現代的なロックとサンバの融合を目指しました。
音楽は自由に表現するものだ!母国を亡命までして音楽を追求した彼の放つ音楽は、常に勇気を与えてくれます。
音楽は、いや人は、もっともっと自由な発想をするべきなんです。
幸せな世界にするためなら。